プロフィール

初めまして!ギャレスです。

こんにちは。ギャレスです。
私はイギリス出身、日本で水彩画家活動をしています。


このページでは、私のプロフィールを書きます。

私は1971年、イギリスのダービーというところで生まれました。
ダービーはロンドンとマンチェスターのちょうど真ん中に位置している
人口24万人くらいの小さな都市です。

こんなところ↓↓

日本とは随分違うでしょう?そんな地球の裏側で育った私が、
どうして日本に来ることになったのか、ちょっとお話しますね。

丸々としたベイビー&言葉がなかなか出てこなかった幼児期

まずは、この写真をご覧ください。
アンパンマンの写真ではありませんよ(笑)。
母によると私は病院で一番大きな赤ちゃんだったらしいです。
まさに「ジャイアントベイビー」。

私が眠らない時には、祖母がミルクにブランデーを1~2滴垂らしたとか・・・。
とにかく元気な赤ちゃんだったようです。

しかし、普通は話せるようになる頃に私は全く話さなかったらしく、
言語指導を受けました
(自分ではあまりよく覚えていませんが。)

そしてある日突然、弾丸のように話すようになり、
それまでの沈黙を取り戻すようにおしゃべりになり、
今もそれは続いています(笑)。

幼い頃の私と姉↓↓

意外と近くにあった日本?

まず小学生のときには、4年間柔道クラブに所属していました。
日本のアニメ「ガッチャマン(イギリスではG force)」や
ドラマ「西遊記(イギリスでは「Monkey」←そのまんま笑)
をテレビで見るのが大好きでした。

あとダービーには、トヨタの工場があり、よく日本人を見かけて
いました。

そして大学生のときに、日本の高校や中学校で教えるALTとい
う仕事があることを知りました。ちょうど、自分でお金を貯めて
大学院に進学したいと考えていたし、少なからず日本に興味があ
ったので、ALTの選考に応募しました。幸運にも合格、初めて日
本に来ることになりました。

最初に着いた東京は、びっくりするくらい刺激的で大興奮でし
た。数日後、赴任先が発表され、大分県に来ました。空港に着
いたとき、あまりに周りに何もなくてびっくりするやら、暗い気
持ちになるやら・・・。東京を見たあとの大分は、何とも言えず
寂しいところでした。しかし、空気も食べ物もおいしく、人々は
優しく、今は大好きな場所です!妻にも出会えましたしね!(と
言っておかないと怖い??笑)

イギリスに戻る→そして再び日本へ

ALTの任期が終わり、イギリスに帰ることになりました。当初
の予定通り、帰国後は英文学を専攻、大学院に入りました。修士
課程、博士課程と進み4年くらい経ったとき、結局、日本にまた
住みたいと考えるようになっていました。(こんな風に人生って
時々、予定していなかった方向に行くことがありますよね。)
2005年のことでした。結婚もして、それ以来ずっと日本に住ん
でいます。

あれ?水彩画の話はいつ出てくるの?

そうですよね。私は水彩画家なのに、その話が全く出てきません
でしたよね、おかしいですよね・・・はい!ここからです、ここ
から。もうしばらくお付き合いくださいね。

若いときから私は絵画やアートに非常に敏感でした。

祖母が住んでいた家で壁に飾られていた大きな絵のことをよく覚
えています。ビクトリア時代の町の絵で、背の高い煙突から煙が
出ているレンガ造りの建物を描いた作品でした。その絵は本当に
私に多大なる影響を与えました。歴史好きな私に、当時の都市が
どのように見えていたのかを示したのだと思います。まるで別世
界を見ているようでした。私に話しかけているようにも見えまし
たが、何を言っているのかは正確には分かりませんでしたが、こ
の絵の不思議な魅力が私の心に伝わってくるのを感じていまし
た。

また、都心の壁に建築家の像が刻まれていたのも覚えています。
私はその壁にとても感銘を受けました。それらの建築家は大聖堂
や石造りの壁など美しいものの創造者たちだったのだと思いま
す。美しさの大切さやそれを創り出すことの重要性を実感しまし
た。

また、姉が看護師の寮に住んでいた時にそこの壁に飾られていた
絵も忘れることができません。一人のアフリカ人が砂漠を歩い
ている絵でした。形、色、雰囲気、どれをとっても美しく感動し
ました。

私自身の画家としての本格的な活動は、日本に来てから始めました。

最初は油彩画も描いていて、同じ景色を油彩と水彩、違う画材で描いたりしていました。
今でもそうですが、時間がある限りはいつも絵を描いてきました。

そのうち水彩画の魅力にはまり、いつの間にか水彩画ばかり描くようになりました。
また自然の風景が大好きで、最初は自転車でかなり遠いところまで出かけて描いていました。
今はもっぱら車ですが。それだけ美しい自然の景色をいつも求めて探し回っています。

私自身の水彩画では、その景色から感じられる美しさを捉えて、
表現したいといつも考えています。美しい夕日や空の風景を見る
と、これこそが生きている醍醐味と感じ、描かずにはいられませ
ん。それは私たちの人生に豊かさと何か大きな意味を与えてく
れます。これからも美しい自然の1シーン1シーンを絵に残し、
人々がそれをいつでも感じられるようにしていきたいです。

日本にはたくさんの美しい自然が残っています。これからも大切
にしてほしいと願っています。もちろん、時にはイギリスやスペ
インなど、ヨーロッパの景色も届けていきます。

どうぞよろしくお願いいたします。

イギリス人水彩画家 Gareth Naylor(ギャレス・ネイラー)

~美術活動の軌跡~

2001年 豊和銀行主催 第9回公募アマチュア絵画展 入賞
2018年 大分市美術展で大分市美術館賞と来場者が選ぶ一番好

きな絵上位3位に選出される。
2019年 豊和銀行の2020年カレンダーの絵に選ばれる。
2020年 トキハ本店 展示販売

その他、これまでに数々の大分県内のギャラリーで個展を開催してきました。
また、自宅にて水彩画教室も開講しています